職人が見積や作業に入るためには、最低限次の4点を整理しておく必要があります。


準備物 ある場合 ない場合 備考
① 型紙 そのまま縫製可能 新しく作る必要あり(洋服なら2〜5万円) 立体物の設計図。これがないと作れません。
② 仕様書 正確な見積が可能 写真や参考品からの推測になる 細かい部分(縫い方・仕上げ)を指示する資料。
③ 生地 支給 職人が調達→別途費用 生地そのものの特性や、生地幅、厚みにより制作可否が変わることも。
④ 資材 支給 職人が調達→別途費用 ボタン・ファスナー・芯・糸など副資材。

💬 たとえば「生地だけあります。型紙はありません」という場合、

職人はゼロから型紙を引き直すため、企画費+サンプル費で3万円〜 が目安になります。


よくある質問

Q. 生地幅が50cmしかありませんが作れますか?

→ 型紙をその幅に合わせて引き直せば可能です。生地幅のせいで作れないということはありません。型紙の修正費用と、パーツが増える手間の費用がかかります。

Q. 既製品を参考に同じようなものを作れますか?

→ 見本をお送りいただき、新たに型紙を作る必要があります。そのため型紙製作費用がかかります。

Q. 型紙も仕様書も何もないけど、こんな感じで作れますか?

→ 職人さんと相談しながら作ることは可能ですが、不確定の情報が多い場合や、相互の理解が必要なものに関しては、一度で思ったものを製作することは難しいです。何度かテストをしながら費用をかけて製作する。または「事務局の伴走サポート(5万円〜)」をご利用ください。

Q. 刺繍やプリントもお願いできますか?

→ 1つのお仕事で全てをお願いするのは難しいです。刺繍やプリントが可能な職人さんと別途契約するか、ご自身で外注するかのどちらかになります。または「事務局の伴走サポート(5万円〜)」をご利用ください。

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