資材とは、生地以外で製品づくりに必要なすべての材料を指します。

ボタンやレースなどの装飾から、芯や糸などの補強材まで、

仕上がりや強度、デザインに大きく関わる重要な要素です。


① 資材の2つの種類

資材は大きく分けて 「見える資材」「見えない資材」 の2種類があります。

分類 特徴・ポイント
見える資材 ボタン・レース・ファスナー・リボンなど デザインに関わる要素。自分で選んで用意するのが基本。
見えない資材 芯地・ゴム・肩パッド・接着芯など 強度や仕上がりに関わる部分。職人さんに適したものを提案してもらうのが安心。

「見える資材」はデザインそのものに直結するため、

こだわりがある場合は 依頼者自身で準備 しておくのが基本です。

一方で「見えない資材」は、

用途や縫製方法に合わせて 職人さんに選んでもらう方が適切 な場合があります。


② 裏地について

裏地は表からは見えませんが、着用する人からは見える大切な部分です。

肌ざわりや通気性、見た目の印象にも関わるため、

デザインの一部として 依頼者自身で選んでおく のが望ましいです。


③ ファスナーの選び方

ファスナーはデザインと仕様の両方に関係する重要な資材です。

代表的な種類には以下のようなものがあります。