資材とは、生地以外で製品づくりに必要なすべての材料を指します。
ボタンやレースなどの装飾から、芯や糸などの補強材まで、
仕上がりや強度、デザインに大きく関わる重要な要素です。
資材は大きく分けて 「見える資材」 と 「見えない資材」 の2種類があります。
| 分類 | 例 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| 見える資材 | ボタン・レース・ファスナー・リボンなど | デザインに関わる要素。自分で選んで用意するのが基本。 |
| 見えない資材 | 芯地・ゴム・肩パッド・接着芯など | 強度や仕上がりに関わる部分。職人さんに適したものを提案してもらうのが安心。 |
「見える資材」はデザインそのものに直結するため、
こだわりがある場合は 依頼者自身で準備 しておくのが基本です。
一方で「見えない資材」は、
用途や縫製方法に合わせて 職人さんに選んでもらう方が適切 な場合があります。
裏地は表からは見えませんが、着用する人からは見える大切な部分です。
肌ざわりや通気性、見た目の印象にも関わるため、
デザインの一部として 依頼者自身で選んでおく のが望ましいです。
ファスナーはデザインと仕様の両方に関係する重要な資材です。
代表的な種類には以下のようなものがあります。